リハビリ病院

リハビリ病院は普通の病院のように手術などはせず、主に泊まりながらリハビリ訓練をします。法律的に6ヵ月までいられます。ただし途中で病気が悪化した場合は救急車で緊急病院に搬送されます。

母と同室の女性も急に具合が悪くなり、救急車で搬送されました。無事に数週間で戻られました。

ここで注意が必要なのは、リハビリ病院に入院する時にコップなどを購入させられることです。別の病院に搬送された場合も退院扱いとされるので、再び戻られたら時に再び購入させられていました。

入院した病院では病状により階が分かれていました。母の階は主に脳梗塞の人でした。エレベータを降りて右側が主に男性で左側が女性でした。母はいつまた脳出血を起こすかの危険性が高いためナースステーションの一番近い部屋に入れられました。

リハビリの時間にも制限があるため、多くても一日に1時間のリハビリが3回でした。1つは話し方の回復、もう一つは歩き方、残りの1つは手の動かし方でした。

最初はまったく自分で右手や右足を動かすことはできませんでした。また、単語は少し思い出していましたが、文法は正しくありませんでした。更に自分の歳、誕生日、物の輪郭を認識するのが難しいようでしたので自分で字を書くことは難しいでした。なお、最後までフォークとスプーンを勘違いしていましたので食べる時は私が持たせるようにしていました。そうでないとスプーンを刺してお肉を食べようとしたり、フォークでスープを飲もうとしました。